内向型にもできる! ゼロから成長させたSubstack発信者の特徴4選
Substackの海外発信者を調べていて、面白いことに気づきました。
ゼロから伸びている人たちは、年齢も国籍も専門もバラバラなのにやってることが驚くほど似ている。
Xで何万人もフォロワーがいたわけでもなく、有名メディアで書いていたわけでもない。ゼロからSubstackで読者を作っていっているんです。
今回は、そんなSubstack発信者たちの特徴をまとめていきます。
どれもコミュニティ型や相互フォロー戦略型ではない、私たち内向型にもやりやすい方法論ばかり。
「知名度ないからSubstackは無理」と思っている人にも役立つはずです。
私自身、内向型でフォロワーもほぼいない状態から発信を始めたタイプなので学ぶところ大でした。
さっそく見ていきましょう。
1:「何を書くか」への確信がある
第一は、書く内容に対する確信です。
「このテーマは本気で書ける」と信じている、ということですね。
Substackの公式ブログに、ライターのAnna Codrea-Radoがゼロから伸びた発信者を取材した記事があります。そちらがわかりやすいので引用しましょう。
「ニュースレターをゼロから築き上げる『秘伝のタレ』は、確信である。Substackネイティブのスターたちと交わしたすべての対話からも明らかだ。彼らを他から際立たせているのは、自分が書いていることに対する揺るぎない信念と、それへの献身である」
“The secret sauce to building a newsletter from the ground up is conviction. That’s something that became evident in all the conversations I had with Substack native stars. What sets them apart is an unwavering belief in what they’re writing about and their dedication to it.”
要するに「このテーマで書くことには意味がある」と信じているんですよ。
経歴とか知名度とか関係なく、ただ「書く価値」があると腹をくくっているわけです。
同じ記事の中で、サイエンスライターに転身したMike Sowdenがこう語っています。
「自分を喜び、好奇心、驚きで満たしてくれないものを、書きたくなかった——ただそれだけだ」
“I just didn’t want to write stuff that didn’t fill me with joy, curiosity, and wonder.”
このスタンスが重要なんですよ。
「これだけは書きたい」という核がないとテーマがブレる。ちょっと伸びないだけで内容をふらふら変えてしまう。
読者からすると「結局、何の人なんだろう?」となります。
フォローにも購読にも繋がりませんよね。
考えるべきはまず「自分が本当に書きたいテーマは何か?」なんです。
幸い、内向型は内省するのが得意なので、ここはむしろ得意なはず。
突き詰めるのがおすすめですね。
2:継続自体を指標にしている
次の特徴もまた重要です。
急成長する発信者は、「継続すること」つまり「続けていることそのもの」を指標にしている。
Substackで執筆キャリアを築き上げたTiffany Philippouがこう言っています。
「あまり語られない指標がある。自分がただ続けている、ということだ。これは、自分がどれだけテーマを愛しているかを示している」
“One of the metrics that doesn’t get talked about is that I just keep doing it. This shows how much I love it.”
ポイントは「続けていること」を最優先することです。
これ、伸びない時期には特に重要なんですよね。
アクセス数、フォロワー数、購読者数だけを指標にしていると、伸びないときに「自分は失敗している」と考えてしまう。
でも「続けている」自体を指標にすれば問題ないわけです。
実際、「続けること自体を指標にする」はSubstackに限らず大事なポイントでしょう。
私も長いことnoteを書いていますが、最初はアクセス数に振り回されていました。
でも今は「書いたかどうか」を重視している。
読者の反応は変えられないけれど、書くかどうか、続けるかどうかは自分でコントロールできますから。
続けることを指標にせよ、というのは自分でコントロールできることに集中せよ、という話でもありますね。
ここはかなり重要なポイントと思います。
3:「軽い文章」と「重い記事」の両輪で回している
3つ目の特徴は、投稿の「重さ」の使い分けです。
登録者120万人を誇るLenny Rachitskyのインタビューを見てみましょう。
「自分の成長全体を見ると、その50%は、たった2本の投稿から生まれている」
“if you look at my entire growth trajectory, 50% of my growth came from just two posts”
「残りの50%は、日々の、毎週の通常投稿から生まれている」
“the other 50% came from the everyday, every week regular posts”
これは2020年のインタビューなので今とは少し状況が違いますが、投稿の「重さ」をコントロールしろ、という話です。
クオリティ重視の記事は素晴らしい。でも書くのに時間がかかりすぎて投稿が途切れる。
逆にNotesや軽い記事だけだと消費されるし、代表作が生まれない。
両方が組み合わさることでパワフルになるし、ちゃんと読んでもらえるようになるんですね。
私自身、これは意識的にやっていこうと思っているところです。
すぐに実践できるポイントではないでしょうか。
4:他発信者からの「紹介」を重視する
最後の特徴は発信者間での紹介を重視していることです。
Substackには発信者同士が相互推薦できるrecommendations機能があります。
以前に記事でも書いたのですが、効果としては非常に強力。
公式の数字によると、
「Recommendationsという機能は、Substackアプリと並んで、Substackの新規購読の50%、新規有料購読の25%を駆動するネットワークの中核になっている」
“Recommendations, along with the Substack app, powers a network that drives 50% of all new subscriptions and 25% of new paid subscriptions on Substack.”
改めて見ると強烈な数字ですよね。
発信者の頑張りやSNS経由の流入ではなく、Substackというプラットフォームの内部構造そのものが読者を運んでいるわけですから。
新規読者の半分近くが、他の発信者経由でやってくる。
Lenny個人のデータでも、
「とんでもない。Substackは今や、自分の有料購読者成長の10%、無料購読者成長の72%を生み出している」
“Wild. Substack now drives 10% of my paid subscriber growth (covering their fees 👌), and 72% of my free subscriber growth.”
と語っています。
つまり、Substack内部の相互ネットワークが読者を獲得するために機能している。
しかも、新規読者の数十パーセント以上という、とんでもない数字になっている。
ここからの示唆はシンプルです。
「他発信者を紹介する側に回る」。
これを意識的にやれば自分も紹介されやすい。
自分の発信を広げることばかりに集中して、他発信者をまったく紹介しない人はその逆。
もちろん、無理して紹介することはないですよ。自分が興味ある相手、なのは当然です。
それでも「自分から紹介する」を意識すれば、めぐりめぐって自分のためになる。
結局はそういう話なんだと思います。
まとめ
ざっとまとめます。
ゼロから伸びたSubstack発信者の特徴は、
自分が書く内容への確信を持っている
「続けていること」自体を独立した指標として見ている
日々の通常投稿と大型コンテンツの両輪で回している
紹介するし、されている
この4点でした。
ここで気をつけたいのは、これらはすべて再現可能だということです。
「すでに有名な人だから伸びた」例ではない、というのが重要なんですよね。
内向型にとってはいい知らせだと思っています。
派手なバズや初動の勢いではなく、内向型にもやりやすい要素ばかり。
声の大きさで勝負しなくてもちゃんと伸びるわけです。
では、本日はこのあたりで。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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