【初心者必見】Substack公式が教えてくれる、最初の記事のはじめかた
最初の1本は「作品」ではない
「Substackの記事を書きたい!」
「でもなにを書けばいいんだろう……」
本当によくある悩みかと思います。
「書きたい」と思いながら「何を?」となってしまう人、意外なほどたくさんいるんじゃないでしょうか。
私もそうでした。
アカウントをつくってはみた。書こうとは思ってはみた。
でも、何を書いたらいいかわからない。
PCの前で悩み、うなり、頭を抱えたものです。
ただありがたいことに、Substack公式もこの悩みを理解している。
「最初の記事で何を書けばいいか」をちゃんと教えてくれています。
以下、一緒に見ていきましょう。
内向型のためのSubstack運用論や自分を取り戻すための思考を届けます
まずははじめよ
2025年、Substackは全クリエイターに向けた記事を出しています。
タイトルは” Dear writers, podcasters, musicians, video creators, and culture makers”。
中身は要するに「いまはじめろ」という呼びかけです。
完璧な計画はいらない、既存の読者もいらない。
頭のなかにあるアイデアをひとつ投稿する。
それだけですべてがはじまる。
そんな話をしていますね
“Take the idea that you’re already tinkering with, the one keeping you up at night, and give it a new lease on life”
「いまいじりかけているアイデア、夜にあなたを眠らせないあのアイデアに、もう一度息を吹き込め」
公式のガイダンスも同じ立場。
ライター支援を担当するChristina Loffはこう言い切っています。
「マスタークラスでは多くを扱うが、最初の投稿を公開し、読者がどこにいようとそこにシェアすること——これが、今日できる最善のことだ。残りの部分は、進めながら手を入れていけばいい」
“We cover a lot in the masterclass, but publishing your first post and sharing it with your audience, wherever they are, is the best thing you can do today. You can iterate on the rest of your publication as you go”
くりかえしますが、公式は「今はじめろ」と言い続けている。
完璧に準備しろ、ではない。何を書くかしっかり考えろ、ではない。
「今はじめろ。書け」そう言っているんです。
購読者120万人を誇るLenny Rachitskyは成長の秘訣として次のように語っています。
「重要なのは、品質と一貫性だ。こういうものを成長させるのに、コツなんてない」
“Things that matter: quality, consistency. There’s no trick to making something like this grow”
これらから言えることはシンプル。
最初の記事は「まず出す」でOK。
ただ、一貫性をもって続けながらブラッシュアップせよ。それが公式からのメッセージなんですね。
(注:マスタークラス、となってはいますが実際は新規参入者用のガイダンス。以下、出典がない場合はこのページからの引用となります)
最初の記事に書くべきこと
「話はわかった。で、何を書けばいいんだ?」
そう思って当然です。
公式の答えははっきりしています。
最初の1本は「マニフェスト型投稿」です。
「良いマニフェスト投稿や、視座の高い投稿を頻繁に書け。これらは成長に有効である」
“Write good manifesto and high-level reflection posts often. They are great for growth”
マニフェストとは宣言のこと。
宣言、といっても何を宣言するのか?
公式はこの問いにも答えてくれます。
「書きながら、次の問いを頭に置いておこう。読者と一緒に、どんな考え方を世の中に広げていけるのか。彼らが入ろうとしているのは、どんな仲間たちの集まりなのか。それには、どんな意味があるのか?」
“Keep the following questions in mind as you draft the post: What philosophy can they help you bring to the world? What is the community they are joining? Why does all that matter?”
つまり、あなたが宣言すべきことはシンプル。
「自分は何者で、何について書き、ここを読むと何が得られるのか」。
それを正面から宣言せよ。
そういう話なんですよ。
実例としてこんなものがあります。
“A newsletter for people who are pissed off about the climate crisis”
「気候危機にムカついている人のためのニュースレター」
上品な一文ではありません。
“pissed off”(=ムカついている、腹を立てている)という、荒い言葉が入っている。
それでもこの言葉には力がある。誰に向けて、どんな熱量で書いているかが伝わるからです。
大事なポイントなのでくり返します。
「自分は何者で、何について書き、ここを読むと何が得られるのか」。
それを伝えるんです。自分の言葉ではっきり書くんです。
それこそが「最初の1本」であるべきなんです。
しかも形式は自由。
テキストでも音声でもリンク集でも何でもいい。
自分にとってやりやすい形でいいわけですね。
記事で悩んでいるひとは、たいてい「いい記事」や「役に立つこと」を書こうとしています。
そうではなく、「自分の宣言」を書く。
そう考えると、ぐっと書きやすくなるはずです。
なぜ、いまなのか?
ここまでは「どうはじめるか」の話でした。
最後に「なぜ、いまはじめるのか」を書いておきますね。
2025年末、Substack共同創業者のHamish McKenzieが、その年のメディア業界を振り返る記事を出しています。
彼が取りあげたのがAIの普及でした。
ChatGPTやGeminiに聞けば、たいていの情報は手に入る。
その結果として何が起きたか。逆に「人間どうしの関係」の価値が上がった、と彼は書いています。
「人と人との関係。そこでは、関わる一人ひとりが、本気で身銭を切っている」
.”..person-to-person relationships, where each participant has real skin in the game”
情報はAIが集めてくれる。うまくまとめてくれる。
だからこそ「誰が書いたか」「その人と自分はつながっているか」がこれまで以上に大事になってくる。
購読する、というのは関係性を作ることなんですよ。
Substackが効くのはここなんです。
SubstackにはXやInstagramのような拡散力はありません。
でも強力な関係性があります。
Notesで、Relationshipsで、そして記事やメールを通じて、濃い繋がりがどんどんできていく。
そしてこれこそが、今後のAI時代には鍵となる。
そしてひととひとの繋がりは、最初の記事から始まります。
出さなければ、読者はあなたがそこにいることすら知らない。
どれだけいい下書きをためても、出していない記事は存在していないのと同じなんです。
AIが賢くなるほど、人が直接つながることの価値は上がっていく。
その意味でも、最初の1本で「宣言する」——人間性を出すのは最重要だと私は確信しています。
終わりに
今日書いてきたことはシンプルです。
まずはスタートせよ
ノウハウではなく宣言を書け
「自分は何者か? 何を誰に届けようとしているのか?」を伝えよ
コツコツと続けよ
AI時代だからこそ、読者と直接関係を結ぼう
「なにを書いたらいいかわからない」という人は、この記事をもういちど読みかえしてみてください。
案外、発見があるかもしれません。
では本日はこのあたりで。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
内向型のためのSubstack運用論や自分を取り戻すための思考を届けます
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